実録  K原の100M自由形

問題のエントリー表

今回の100M自由形の目標は日本記録・・・はちょっと無理なので、自己ベスト1:10’5をきって9秒台がでたらいいなー、というものだった。全然自信はないのであった。上海月で杏仁豆腐を食べているころにはまったく念頭になかったのである。
いよいよ大会当日。
会場でプログラムを見てみると、100M自由形で、隣のコースの方のエントリータイムが、1:09.なのであった。
すぐに私はすばらしい名案を思いついた。
 名づけて”君についていこう作戦”。 マラソンの瀬古選手が得意とした戦法である。またこのごろは女子マラソンでも取り入れられているようである。競輪の世界ではチョイ差しという名で知られている。
これはマスターズの訓練時、隣のコースにキムトミがきたときに発動される作戦であって、非常に効果的にキムトミを撃退してきた作戦である。
1:09秒、素晴らしい、俄然やる気が出てきたのだった。目の前でホリスケ氏が北海道記録を出し、いやがうえにも気分は高揚していった 。  そして召集。
召集席ではその方を横目でちらちらと眺めて値踏みをしてみた。うん、1:09が不思議ではない体型である。
よろしくお願いします。心の中で挨拶したのだった。
そしてスタート台上、となりとなり・・・水泳を趣味とされる方ならば覚えがあると思うが、夢中で泳いでいる最中というのは複雑なことは全然考えられないものである。
せいぜいひとつのことを念じるのみである。全部ひらがなでしか考えられないのだ。スタート!
となりとなり、まーくまーく 、うふふふ
25Mのターン、となりとなりすぴーどすぴーど、 、50Mとなりとなり・・・ん・まって・まって・すぴ・・すぴ・・、ここにいたってもペースが違うとは気づいていないのであった。75Mターンひー!!!やばいぞやばいぞ しびれてきたぞ、うーんぐるじーぐるじぐるじぐるじ、となり、みえねーー。
ゴール。電光掲示板を見た。
1着5コース1:05.**??!!2着6コース1:11.79。誤算である。オーバーペースである。しかしそれでもこのタイムが出たことは訓練の成果であろう。
人を当てにすることがいかに愚かなことか・・・。反省する私であった。それでも、小さな声でつぶやかずにいれないのであった。ぜーぜ-"うそつき 
  隣の方の名誉のために書いておけばどうやらこれはミスプリントのようであった。  (4コースの人は私よりも遅かった。)ま、しかたないか。
さてと、青函大会ではどの作戦で行こうかなあ。



 姉妹編 k原の50バタ

秘策を胸にスタートを待つ私(右2人目) 

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